みなさんこんにちは。sharkoです。
梅雨って、どこ行きましたかね?
晴れは好きですが、雨は雨で必要だし、静かなので好きなんです。
水不足になる前に帰ってきて欲しいです。
それはさておき、今日は「眠る」事についてお伝えしていきます。
人間の3代欲求のうちの一つである「睡眠」。
頑張り屋さんの皆さん、しっかり寝られていますか?
仕事が…育児が…と、励むことがあると、不足がちになるのは寝る事や食事、トイレなど、自分のお世話が面倒に感じますよね。
私もそのうちの1人でした。
とくに寝る事に関しては、休みの日に寝溜めしようなどと考えていましたが、実際は寝溜めなどできず、溜まるのは寝不足だけでなく家事や家族サービスも溜まるので、年中睡眠不足状態でした。
結果後回しになるのは自分の事。小さい子どものお世話だけでも大変なのに、夫のケア、実家のケア、地域のケアなど、自分が「求めている事」ではなく、「求められて仕方なく」の事で自分の時間が作れなくなってしまうのです。
でもそれには、独特のパターンがあります。
その時の自分は「求められている」と感じていたのですが、俯瞰して見てみると理由はどうあれ「自ら進んでやっている」のです。
なぜなのか。
仕方ないと言いながらも、周囲に労ってもらえることで満たされていたのです。
「認められている」「許された気がする」「必要とされている」
幼い頃家庭内でいつも居場所がなかった私は、誰かに必要とされることに安心感を持っていました。
自分の存在承認を全て外側に求めている状態という事です。
虐待家庭や過保護・過干渉に育てられた場合、自分で自分に価値をおく事を知らずに育ってしまうケースが多く、他者に認められることだけが存在する意味になってしまうのです。
褒められることがなく常に否定されて育ったため、確かな自己肯定感を持てず、親や家族の常識が正しいと思い込み、自分を受容する事が出来ませんでした。
自己承認欲求と他者承認欲求はバランス良くある状態が本来望ましいものです。
ですが自己承認だけが難しい、全く意識すらしないでいたり、出来るわけがないと考えてしまっている場合は自己無価値観が強く、犠牲的になりやすい傾向にあります。
他人に認められなければ、自分は存在する価値がない。
極端にこの傾向が強い人は、心に深い傷を負っている場合が多いです。
ボランティアなど奉仕的な活動を行う人の多くは、基本的なコンディションを自分で整える事が出来ます。
虐待とは肉体的なものもそうですが、精神的な虐待である場合が特に心に負担を残します。
・感情の否定
・嗜好の否定
・成果の否定
・存在の否定
など様々ですが自分を肯定的に受け入れて貰える場所がなかった場合、心の負担は今の大人になった自分が思うより大きな傷として残ってしまっているのです。
なぜならば、虐待をする親のほとんどは自分が虐待をしている事実を認めない為、虐待を受けた子供の悲しみは昇華されないまま大人になってしまうからです。
これがAC(アダルトチルドレン)の特徴です。
(ACについてはまた別の記事で詳しくお伝えしますね。)
親の期待に応えざるを得ない、言いなりにならざるを得ない事で次第に自己が損失されて行くのです。
その結果として、自分の自然な欲求を無視してしまう事が当たり前になり、自分の事が一番面倒くさいと言う感覚に繋がっています。
それでは、「忙しい・時間がない」時に眠るにはどうしたらよいのか。
それは、「諦めること」です。
すでに睡眠時間が取れていない時点で、自分でこなせる事柄の量に限界が来ていると意識するようにします。
睡眠時間は人にもよりますが、7時間は寝られる環境を整えてください。
そしてできる限り、夜10時から深夜2時の間には眠っていられる環境を作ってください。この時間をゴールデンタイムと呼びます。
その時間帯は成長ホルモンと呼ばれる物質が増大しやすい時間帯であり、眠っている間にしか分泌されません。
成長ホルモンには、心身回復効果・組織の修復効果・老化抑制効果があります。
眠るだけでも、ストレスの解放に繋がることが科学的にも実証されています。
そのためには何を残し、何を諦めるかの仕分けが必要になります。
自分の固定観念の断捨離を行ってください。
・全ての家事は朝早起きしてやる(お子さんが居る方は特におすすめです)
・食事作りは無理をしないで総菜や宅配を取り入れる
・やりたいことがあったとしても、睡眠をとにかく優先する
例えば夜9時半に寝て、深夜2時半に起きると睡眠時間は5時間ですが、ゴールデンタイムに寝られるだけで、同じ5時間でも睡眠の質は変わります。
それだと家族と会話が出来ない。コミュニケーションが取れないなどの弊害があったとしたら、寝る時間を決めて睡眠を優先することが大切です。
お互いの睡眠時間を大切にすることは、お互いを尊重している事に繋がります。
赤ちゃんのママは、極力赤ちゃんと一緒に寝ることを心がけて下さいね。
生後2~3か月くらいからだんだん大人と同じ時間にまとめて寝る事が習慣になってきます。
「何を振り切ってでも寝る」この心掛けがとても大切です。
次はこれを行うために必要な事「自分に優しくするシリーズ 【Step3】」をお伝えします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。