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生きやすさの知恵袋

自分に優しくする【Step4  自分を許す】

みなさんこんばんは。f:id:komachi_emi:20210614193923p:plain

今日は日中は日差しが強かったですが、風があって爽やかに感じました。

良い休日を過ごせましたでしょうか。

 

さて今回は、自分を許すことについてお伝えしていきたいと思います。

 

自分を許すという事は、自分を受容する事でもあります。

自分を受容するという事は、本質が見えてくることでもあります。

 

自己受容が出来て初めて気が付くことが沢山あると思います。

では、自分を受容するにはどうしたらいいのかをご説明していきます。

 

 いままで生きづらさを感じてきた方の中には、自分に異様に厳しすぎてしまったり、逆に責任を押し付けられてしまう事が恐くて人と関わりにくかったり、形態は様々ですがなぜかことがうまく運ばない辛さを感じていらっしゃるかと思います。

 

なぜ生きづらいと感じるのか、なぜうまくいかないと感じるのか。

それは頭で考えている理想と、本心をわかってもらいたい感情が自分の中で喧嘩している状態です。

 

自分の中にある感情や思考を人にうまく伝えられない場合、「本当はこうしたい」

でも、「今までの知識上上手く行った試しがない」と頭の中で葛藤が繰り広げられます。

 

そうして殻を抜け出すことが難しく、いつもと同じパターンを繰り返して「またやってしまった」「また言えなかった」と後悔をしてしまうのです。

その後悔により、さらに自己否定を深めてしまいます。

 

自分自身を一人の人として、他と違う意見を持つ個人としてみなすことがとても難しく思えてしまうのです。

 

親や周囲から否定されて育ってきてしまった場合、または周囲と比較しては自分はダメだと自己否定をしてきた場合、皆と足並みをそろえていた方が安心だとか、自分がしたことで誰かが傷つくのが恐くて自分を出せなくなってしまうのですね。

 

実際に手痛い経験をされた場合もあるのだと思います。

 

ですが自分の心は正直ですから、本当の自分が心の中で抵抗するのですね。

 

その本当の自分を無視していると、自分の本心はどんどん拗ねてしまい、「誰もわかってくれない」という感覚に繋がっていくのです。

 

そして、自分を信じる事、つまり自信が持てなくなってしまうのです。

「誰もわかってくれない」の「誰も」とは、本当は自分自身なのです。

 

では、その自分の真ん中にある本心はどうしてもらいたいのか。

 

そこで必要なのが、自分を許すことです。

 

誰かを傷つけてしまった事があるかもしれない

言いたいことが言えなくて、誰かの言いなりになってしまった事があるかもしれない

やりたくもない事をやってしまったのかもしれない

大切な何かを壊してしまったのかもしれない

言いたいことが正確に言えなかったのかもしれない

大きな失敗をしてしまったのかもしれない

 

こういった自分が許せないところを、誰に許してもらうでもなく、自分が許すのです。

 

傷ついているあなたは、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているのかもしれません。

自信のなさから、好意的に接してくれる人を避けてしまったかもしれません。

本当は、そうしたくなかったのに」です。

 

自分を他者に正当化しようとするときは、たいてい他の誰かが悪者になってしまっているケースが多いと思います。

本当は、誰かを傷つけるための行為ではなく、ただ分かってもらいたかっただけなのに」です。

 

その、「分かってほしい」事柄の全てを、いったん自分で受け止めてあげてください。

 

自分が感じる怒りや憎しみ、悔しさや悲しさ、失敗したことへの後悔など、全て自分で「うんうん、そうだね」と肯定的に受け止めてあげるのです。

そこに否定的な思考は持たないでください。立派でいようとしないでください

 

完璧な人間はこの世に誰一人として存在していません。

凸と凹があって人は繋がれるのです。

 

欠点だらけでも、それが欠点であると決めつけているのは自分です。

短所は全て長所に変わるものです。それが、多角的に見るという事です。

 

自分を受容して心にゆとりを持つという事は、誰も敵に回す必要がないので、起きた出来事を俯瞰して見る事に繋がります。

 

自分を受容できるようになると、これは出来ている、ここは出来ていない、だから今度はここを頑張って行こうと冷静に判断する事が出来ます。

 

誰かに責められすぎたり、自己否定で辛い時は、

「だって人間だもの」

と一旦自分を受容して落ち着いた後に、改善点を探せばいいのです。

 

そうすると自ずと攻めてきた相手が気にならなくなります。

 

自分がどうしたいのかわからず、自分の中で喧嘩をして困惑することも無いのです。

 

自分の思いを分かってくれる人が、心の中にいるからです

 

「本当はどうしたいの?」と聞ける優しさを自分に持ってあげてください。

 

それが現実になろうがなるまいが、「そうなんだね」とその想いを持つ自分を許してあげてください。

 

失恋でよくある話ですが、自分を振った相手を嫌いになりたいのになれない苦しみから解放されるには、自分が好きなだけ失恋した相手を好きでいる事を許していいのです。

 

無理に心を曲げようと自分にスパルタになる事でどんどん辛くなります

相手とは関りが持てなくても、好きでいる自分を許すだけで心は軽くなります。

 

相手や状況に変わってほしいともがくと現実はドロドロしますが、自分の心だけは自由で良いのです。

 

自分を許すこと。

人と調和して生きていくためにも、とても大切な事です。

 

もちろん、自分が幸せになるという事も自分に許してあげてください。

 

ぜひ、自分に優しくしてあげてくださいね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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