Hug

生きやすさの知恵袋

それ、個性です。

こんにちは。sharkoですf:id:komachi_emi:20210817220314j:plain

 

連日暑い日が続いていますね。

夏バテが効いて食欲が減退気味ですが、良いダイエットだと思って勝手に前向きに考えています(笑)

 

わが子は20歳と14歳(中3)なのですが、現在反抗期がようやく抜けて来た下の14歳が自分に向き合っている真っ最中です。

 

今の親世代が育った時代と、現代では考え方がまるで違うので育児方針に困惑される方も多いかと思います。

特に、親自身が機能不全家庭に育った場合はどのように愛情を注いだらいいのか分からなくなりますよね。

 

そこで今日は子育てについて触れたいと思います。

今日のお話が皆さんのお役に立てますようにf:id:komachi_emi:20210810215419p:plain

 

 私は自分の親と同じ子育てはしていません。

と言っても、途中からですが…。

 

それまでは自分が注がれてきたものと同じように、子どもを叱りつけ、感情のまま怒鳴る日々は日常でした。

片付けをしない、宿題もやらない下の子のランドセルを2階の窓から放り投げたこともあります。

 

上の子が小さい頃は特に厳しく、おしりが赤くなるまで叩いてしまった事もあります。

 

ですが、上の子が中学生になった頃から自分の教育に違和感を感じ始めました。

自分がそうであったように、「圧力」で子どもが言う事を聞くこともなければ、「親の言う事が絶対ではない」と感じたのです。

 

感情的になればなるほど自分の言いたいことが不明瞭になり、子どもサイドからしてみたら何を言いたいのかが分からないのだろうと、小さい頃の自分と重ねるようになりました。

 

それに気が付いてからは「自分の親にされて嫌だった事はしない」ことを心がけるようになりました。

 

それでも感情を子どもに当ててしまう事は完全には消えず、夫がいなくなり、自分を癒すことを始めてからだいぶ落ち着くようになりました。

 

それまでの私は、自身がADHDかも知れないという事に気が付いていない事もあり、子どもの個性を尊重する事に着目点を置いていませんでした。

 

「一般常識的」な人になれるような教育を心がけて来ました。f:id:komachi_emi:20210812003738p:plain

 

ですが、離婚して自分自身のことを良く見つめるうちに、苦しんでいた原因がどうしても治せないADHDから来る「脳のパターン」であったことが分かりました。

 

思考が強く不安になりがちで、細かいところに目が行かず、小さな失敗が多いです。

思考が様々な方向へ飛んだり、一旦考え込むと思い込みが強くなるために視野が狭くなったり、物事を忘れてしまうことも多くあります。

 

行動を制限されることに強いストレスを感じてしまうこともあります。

理性の利かない子ども時代に、母親や兄から厳しい躾を受けて来た理由がようやく分かりました。

 

ですが実情は、自分の母親からたくさんの酷い言葉を浴びて育ってきました。

 

「変わり者」

「まともじゃない」

「頭がおかしい」

 

これまでに傷ついてきた自己尊厳を取り戻すまでにはとても時間がかかりました。

母親と距離を空け、ようやく自分の「個性」として考えられるようになりました。

 

そしてごく最近、文頭でお話をしました我が家の下の娘が、性のことについて悩みを抱えている事を話してくれました。

 

中学に上がってから性教育を受けていたり、好きなアイドルがトランスジェンダーである事から、一時は自分は男性なのかも?と悩んでいることがありました。

 

最近では、自分は「真ん中」だと言います。

完全な女性でも、完全な男性でもないと話しました。

 

だから、女の子中心の教育はやめて貰いたいと。

私はそれを聞いたとき、自分の間違いにまた一つ気が付くことが出来ました。

 

人間は「女性性」と「男性性」の両方は必ず持って生まれています。f:id:komachi_emi:20210720222743p:plain

 

どちらが特徴として性格・人間性に表れているかで、持って生まれた性別が反対であると不適合として悩みの原因になってしまうのですね。

 

私は女性でありながら男性思考の家庭に育ってきている為、自分の中の違和感は常に感じて生きて来ました。

「女性らしくありたいのに許されない」苦しみが辛かったのです。

 

その為か私は、女の子は女の子らしく育てることに重きを置いていたのですが、そんな折に聞いた次女の言葉は、私も親も全てを肯定する言葉でした。

 

私は女性らしくいたい気持ちに変わりはないですが、男性的に逞しく生きてきた自分もまた、間違いではなかったのです。

私を厳しく、男らしく育てた家族も間違いではなかったのです。

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カッコいい女性・可愛らしい男性・タバコを吸う女性・スイーツ好きの男性

どれもこれも何もおかしいことではなく、何が常識なのかも判断は出来ません。

 

「ありたい自分」でいられることが、何より大切なんだと思います。

 

現代は、いろんなジェンダーのシンドロームが出てきてもはや覚えきれないくらいです。

でもそれに敏感に悩むことは、必要でしょうか?と思うのです。

 

親は、「人」を育てている。

個性を尊重して育てることは、子どもの自信にもつながります。

 

これからのパパママ達には固定された概念ではなく、どんなに小さくても子どもを「人」として認めた上で子育てをして欲しいと願っています。

 

親の言葉や想いは親が思うより、子どもへの影響力は強力です。

圧力で抑え込めば、いつまでも子どもの心に残り続け、深い傷になってしまうものです。

 自分の感情と上手く付き合って、人として大事に育てる育児を願っていますf:id:komachi_emi:20210809214943p:plain

 

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

もしもご覧の皆様のお近くに生きづらさの悩みを抱えていらっしゃる方が居ましたら、ぜひこのブログをご紹介いただけると嬉しいです。

 

このブログがどうか風に乗って必要な人に届き、少しでも癒しに繋がりますように…。

 


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