こんにちは。sharkoです
突然ですが、皆さんは小学生の頃の避難訓練を覚えていますか？
着の身着のまま、何も持たずに上履きのまま校庭へ避難するあれです。
これは、人間関係においても有効だなと感じたのでシェアしたいと思います。
小中学校で教えられる避難訓練の時の「お・か・し・も」
私が小さい時は「も」はありませんでした(笑)
後から追加されたようですね。
今日はこの「お・か・し・も」を使った人間関係の避難訓練についてお話をします。
さて、「お・か・し・も」とは何か。
・おさない
・かけない
・しゃべらない
・もどらない
災害が起きたときに、児童や生徒に対して学校が教えてくれる教訓です。
人間関係にトラブルが起きた時、どうしても自分を理解して欲しいという願望から、ついついやってしまいがちな事として、
・押す
・突っ走る
・不要に話しかける
・元に戻ろうとする
ということがあげられます。
人間関係において、「元に戻る」ことは無いと言っても過言ではありません。
進展するか、関係が止まるか・切れるかのいずれかです。
喧嘩をしてお互いの理解に繋がる事もあれば、そこで終了と言う事も往々にしてあることです。
人と接する事と言うのは、生きている中での永遠のテーマの様なものですね。
傷つけてしまった人と関係を修復しようと試みたものの、相手にその意思がない場合は願い叶わずなんて言う事もあります。
これは自分が傷ついている時も言えることで、嫌だなと思う相手に逆の意味の「おかしも」をされるのはむしろ逆効果だと思います。
距離を置きたいのに押されまくられてしまえば、余計に逃げたくもなるものです。
そっとしておいてもらえることで癒されることもありますし、心に土足で入られることは嫌ですよね。
では崩れてしまった関係をどうしたらいいのか。
それは、期待も何もかも手放し、避難することです。
そして、関係を「元に戻す」ことを諦める事です。
人と言う生き物は常に成長を続けていて、時の経過とともに考え方も変わります。
本当の自分に気が付き、心の傷を癒したり、不要になった鎧を脱ぎ捨てることで自分本来の生き方に戻っていく事もあります。
必要な知識を身に着け、不要になった知識を捨てる。
今の自分に合った生き方を人は選んでいくものですから。
自分と同じように、相手も古いままではないと言うことです。
日常の様々な事から必要な学びを得て生きて行くことが自然であり、それが人の成長と言うものですからね。
ですので、「戻る」と言う事はあり得ません。
相手がいつまでも同じ考え方をしていると勘違いしたまま、押したり・突っ走ったり・話しかけたり・戻ろうとする事は関係の修復にはなりません。
私の実体験として、トラブってしまった同僚とどのような関係修復を行ったかをお伝えしますね。
私もそうですが、彼女もまた傷ついた人でした。
仕事に挑戦的な私と、安全を取りたい彼女で意見が食い違ってしまったのです。
女性同士というのは、仕事上のトラブルであっても人間性を否定された気持ちになってしまうことがしばしばあります。
お互いに傷つけあってしまった後に気が付いたのが、「おかしも」です。
私が彼女に対して取った行動が「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」です。
同じように彼女も暫くの間は話しかけてくることはありませんでした。
ですが、彼女が体を患い入院をしている間私がフォローに入っていたのですが、復帰してきた時、目を見てお礼を言われたときはとても嬉しかったです。
彼女もまた、私が乳癌で療養中に私のフォローをしてくれていました。
お互いに似たような経験を経て、成長できているのかなと思います。
引き続き「おかしも」を続けていますが、笑顔で挨拶や必要な会話をすることが出来るようになりました。
彼女とはこれ以上の進展は望んでおらず、このままでいいと感じています。
お互いに厳しい体験を経て、新しい関係に変わったということだと思います。
私が勝手に思っている事ですが、彼女は私のソウルメイトであると感じています。
お互いにバツが悪いまま、お互いに助けられるという自分の鏡のような人です。
ソウルメイトは必ずしも仲良しのままと言う事ではなく、ネガティブから学びを得る相手として現れることもあります。
スピ系の話ですが、今あなたの周りに鏡のようになっている人が居たら、あなたのソウルメイトかも知れません。
※ソウルメイト：過去生からの繋がりがある魂を持った人
ただこれは何の確証の無いことで、一つの概念です。
相手に押し付けることなく、また必要以上に相手に嫌悪感を抱かず、楽に生きる方法の一つとしてお考えいただけると良いと思います。
自分が傷ついたとき、相手を傷つけてしまった時、とても有効な「おかしも」
お互いに避難して、自分を癒し・見つめ直すことは大切だと感じます。
是非、活用してみてください。
きっと、その先には新しい何かが見つかるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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