こんばんは。sharkoです
土曜日にあった次女のダンスの発表会で、娘をはじめ格好良く踊る皆さんを見て思った事があるのでシェアしますね🎵
人は自分には無いものに憧れ、その憧れの対象と比較して落ち込んでしまうことがあります。
それは特別な事だけではなく、「人」「性別」「立場」「容姿」「年齢」などのどうにもならない事にも、自分にないものとして比較しては落ち込んでしまうのですね。
漠然とした憧れが、自分を苦しめているケースは非常に多くあると感じます。
親から求められたもの、周囲に合わせること、自分でなりたいと思ったものに向かう気持ちがストレスになり、そのままの自分を否定してしまうことで苦しさに繋がってしまうものです。
本来人は生まれながらにして愛されるべき存在なんです。
それが生きて行く過程で人と比べられ、人と比べ、自分は劣っていると思い込んでしまい、自信を失っていきます。
特に複雑な親御さんのもとに生まれた場合、育つ過程が健全であればいいのですが、親自身が愛情の示し方を知らない場合は、劣等感が強く出る傾向にあります。
年齢を重ねることで力をつけて、それを自己の肯定に繋げていける場合は良いのですが、いつまでも否定された言葉が頭に残り、「愛されなかった」思いが強くなり、今ある自分を否定してしまうのだと思います。
愛情豊かに育った場合でも、親から与えて貰えた愛情が大人になって途切れてしまうと、それを補ってもらおうと親以外の存在に埋めてもらう事が当たり前になってしまうこともあります。
ですが本来の姿は、自分の経験を糧に自分を愛せるようになるのが自然です。
他者に愛されることで豊かになる事は確かです。
ですが自分への愛のベースがなければ、100%を他者に依存してしまうので「愛されていない自分には価値がない」と心に影を落とすことになってしまいます。
100%どちらかに偏るのではなく、愛する事と愛されることが半分ずつで良いのだと思いました。
何事も、バランスが大切なのです。
どちらにしても必要なのは、自分を肯定できる心です。
そして人と比べる時は、「自分もやってみよう」と比較を力に変えて行くことが目的であって、比較する事が劣等感に繋がり、それがいつまでも心を支配していることで心の健康が保てなくなってしまうのです。
他者と何かを比較する事は原動力にするためであって、自己否定に使うものではないのです。
ダンサーの皆さんを見て思う事は、1人1人が同じ動きをしているようで、個性があるという事。
個人の特徴を生かして、1人1人が真剣であること。
誰を羨むでもなく、「自分」を最大限に生かしている事。
競争はあると思います。
ですが、自分が今できることを精一杯やっているのは、皆さんが同じなのかなと思うのです。
そして、とても楽しそうだと思いました。
次女の幼馴染はダンスクラブの先輩なのですが、「舞台に立たないと、あの高揚感は味わえないと思う」と言っていました。
自信があるなしに関わらず、まずは舞台に立つ事が成長の第一歩だと言っていました。
発表会後の彼女たちは、とても清々しい表情をしていました。
そして、大学生のダンサーさんがとても魅力的でセクシーで、美しく輝いていました。
私が彼女を比較の対象にする事もまた違うことで、彼女にだって心の葛藤はあるだろうし、私にも彼女が持たない魅力を持っていると思うのです。
いわゆるそれは個性であって、重ねた経験の違いでもあって。
身綺麗にしているからといって裕福なわけではないですし、見た目がシンプルでも心が豊かな人はたくさんいます。
裕福だからと言って幸せを感じていない人もいるし、貧しいからと言って不幸せではない人もいます。
人の見た目で判断や比較をすることは、無意味という事なんだと思います。
大切なのは、今目の前の事をどれだけ楽しむことが出来るのか。
今ある現状をどれだけ幸せだと思えるのかで、心の豊かさは変わるのだと思います。
キチンとしていそうに見えても、実はそうでもないケースもあると思うのです。
でも、それでいいのだと思うんです。
心に負担がかかるほど誰かと比較しては「ちゃんとしよう」と自分を戒めるよりも、今の心を豊かにすることの方がずっと大切です。
今日の自分が明日の自分を作ります。
誰かと比較して悩むことなく、今の自分を受け入れて許し、今あるものに目を向けて心豊かに過ごすことを心がけていれば、自然と体が動くようになります。
じぶんはじぶん。ひとはひと。
自分を認めることは誰にしてもらうより、自分ですることが大切です。
それは万人に言えることですので、何かがあるから幸せなのではなくて、
「ここにいるだけで価値がある」存在として、自分を認めてください。
誰しもが、ありのままで既に価値がある存在なんです。
あなたの人生はあなたが主役です。
貧しくするも豊かにするも、心の在り方次第です。
自分の存在を大切にしてくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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