おはようございます。sharkoです。
久々の投稿となりました。
ブログを書かない間、子どもの卒入学・引っ越し・私自身の変化・家族の変化…様々な事がありました。
新しい環境への適応はHPS一家の我が家にはなかなか難しいものもありましたが、周囲の方の協力と、私たち自身も環境をシンプルにすることで乗り越えることが出来ました。
タスクが多い今までの私の生き方は、私にとっても家族にとっても我慢を強いられるシーンが多く、抱えるものをシンプルにすることが大切な事だと知る事が出来ました。
誰かに求められること、誰かを助けたい事、誰かに褒められること。
達成する喜びに身を委ねて生きて来ましたが、現在は違った形に姿を変えて人と関わる事が出来るようになっています。
さて、今日のお題でもある「幸せを受け取る方法」についてお話をします。
今までの私は自分の夢や希望を叶えるために実際に自分の力を使い、頭を使い、貫き通すことでいわゆる「勝ち得て」来ました。
なので、自分の努力や頑張りによって得たものであることが分かっているので、自分がしたことに幸せを感じるという事はなかったんですね。
それが、「当たり前」と思っていたんです。
そしてその「努力」「頑張り」には、必ず「エゴ」という欲が必要になります。
〇〇がしたい。〇〇が欲しい。それを叶えるために努力したり頑張る事はいわば当たり前の事でもありました。
でもそれだけだと「受け取る」という意味ではなくて、「勝ち得る」という意味の方が方が腑に落ちます。
幸せを受け取る事に必要な事。
それは実は「エゴ」を手放す事なんです。
心の底から欲しいと望むものほど、努力して勝ち得ようとするのが人だと思います。
でもそれは対人関係であった場合は逆にもなることもあるのです。
ここから対人関係に関するエゴの手放し方についてしたためてみます。
仲良くなりたい人との初めのきっかけ作りは勇気が必要かもしれません。
ですが当然のことながら何事も自分の主張ばかりが通るわけではありませんね。
「こうなりたい」「こうしたい」は自分一人の時以外は抑えて我慢するシーンも多いと思います。
誰かとの関係を結ぶための努力とも言います。
ではそれがなぜ我慢になるのか。
それは、焦りや不安、エゴの強さが大きな要因となっています。
押し通したいエゴが強い場合、自分の目の前には相手の体はあっても心は存在していないのです。
「同意して欲しい!」その思いが強く、相手の思いを受け止められる余白がない状態です。
不安や焦りは、「叶えられないかも知れない」恐怖から来ます。
欲しかったものほど、そうなってしまう。
そしてその自分の思いの強さに、自分が苦しんでしまう。
そんなこともあるのだと思います。
相手の気持ちが知りたいのに何も話してくれない。話していることが何も分からない。
そんな時、実は自分の思いの強さに自分自身が気が付いていない事が多々あります。
「なぜ?」「どうして?」
その思いが出てきた時こそまさにエゴが強い状態で、対面している人の思いを受け取る事が出来ないパターンに陥ってしまっている時です。
なぜなら、なぜ?どうして?の後には、「私は○○したいのに」というエゴが付いてくる。つまり、相手の意見や意思は強く言うと無視している状態なんです。
エゴが強い時は分かって欲しいと思う自分しか見えなくなってしまい、相手がいるようでいない状態になってしまうので、余計に寂しく感じるのです。
それに加え、傷ついた過去の経験や自分が陥ってしまうパターンに囚われ、誰かの言葉を真意とは違ったニュアンスで受け取ってしまうことも起きてしまいます。
理解しようと努めているつもりが、自分の中の経験だけで理解しようとするあまり、相手不在のまま複雑化してしまっているんです。
更に、相手が持っている新しい感性や考え方を「怖い」と感じて受け取れなかったりもします。
その、怖いと思う感情が、「こじらせ」と呼ばれるものです。
その「こじらせ」と言われる事は、きっと誰でも経験がある事です。
無警戒に生きる大人は少ないですから、新しい感性に警戒を示すことは良くある事だと思います。
ただ実は、「こじらせ」は「拗らせ」と書きます。
拗らせとは「ややこしい様」を言います。
ややこしいの「やや」は「子ども」を指すのですね。
子どもはエゴの塊です。
でもそのエゴが生み出す力を上手に使えば、本当に人生は豊かになるものです。
決して悪いものではありません。
ただ、「頑張っているのに幸せになれない」
そんな時はこれから書く内容を試してみて下さい。
★分かってもらうよりも相手の真意の理解に努めよう。
間違って理解していないかどうか、分からなければ素直に聞いてみよう。
これを向き合いと言います。
理解出来るまでに時間がかかるかも知れません。けど、諦めずに実体験を通して相手が言う様なこともあるのだという事を知ってみて下さい。
※これをするには信用度合いも大切ですので、あなたが信用出来ると思える人とやってみて下さい。あなたと話し合いが出来る人限定としてください。
★欲しいものを一旦心の隅に預けて、周囲を見渡してみよう。
無いものよりもあるものに目を向けてみます。
そして、「満たされる」と言う感覚を知るのです。
※これは向上心を捨てるわけではなく、寧ろ向上に必要なのは区切りをつけ、満足と達成を得ることで更に成長が出来ます。
★「当たり前」から離れよう
全ての事柄に、当たり前が無いからこそ感謝の心が生まれます。
人がしていることも自分がしていることも、当たり前ではないのです。
自分も人も認めて初めて信頼関係が生まれるものだと思います。
幸せになりたい人は、幸せを受け取る覚悟と、思いの余白、力を抜く勇気が必要なんです。
その中でも、余白はとってもとっても大切です。
頑張り屋さんほどパワーを使う事を惜しみませんが、頑張り屋さんなのに幸せが得られない。
そんな人ほど試して欲しい方法です。
このお話が少しでも皆さんのお力になれますように、心を込めて。
最後までお読みいただきありがとうございました。