こんにちは。sharkoです
今日は自分を愛することについてお話をしていきます。
人は生きている中で、様々な失敗や成功を繰り返し経験して生きています。
その中には、思い出したくもないような苦い経験があったり、人知れず罪深さを感じてしまっていることもあります。
何をしたわけではないけれど、なんだか後ろめたさを感じる。そんなこともあると思います。
人から責められたり、誰かとの比較をしてしまう経験は誰にでもあり、自分の情けなさや不甲斐なさを感じ「自分はダメな人間なんだ」と自分で自分にレッテルを張ってしまう。
容姿が悪いとか、男らしくない・女らしくないと、社会で言われている「普通」と比べては知らず知らずに自分を傷つけてしまう。
逆に、人から褒められることが多く自分の悪いところを知る事が出来ない。
良く言われ過ぎてしまって、誰も何の助言もしてくれない。
本当にこれで良いのかな。ダメなところがないなんてあり得ないのにと、全ての責任を一人で背負っているような気持になって恐怖を感じてしまう。
「ここがダメ」と言ってもらいたい場合もあります。
私もこのパターンでした。
元夫との関わりの中で夫は私を他所で褒めてくれましたし、家の中でもお互いの関係に不満がないのか、深い話が出来なかったんです。
いつも文句を言うのは私。
デートに行きたい。
もう少し二人の時間が欲しい。
夫婦生活への提案。
くっつきたい
本音で話したい
こんな事ばかりでした。
私に文句を言わないのに、二人の時間を取ってもらえなかったんです。
何がダメなのか分からない。どうしたら夫婦の時間が充実するのか分からない。
次第に私がおかしいんだと思うようになり、夫との距離はどんどん離れて行きました。
自信があるように見える人でも、自分は完璧だなんて思っていないんです。
不安はいっぱいあるんです。
自分へのダメ出しでしか、自分を知る事が出来ない。
自分のココがダメだよねって言っても、そんなの普通だよって言われる。
何を指針にしたらいいのかが分からない…。
自分に自信が持てなくて、常に恐怖が付きまとっていました。
夫は歯切れのいい私の「男らしさ」が好きだったんです。
何でも出来ちゃうスーパーマンの様な妻。
しっかり者で、文句の付け所がないと。
弱さを見せられることが無く、女性的な私はいつも置き去りでした。
弱さを見せるとごめん俺が悪いと言ってくれるんです。でも、ただ謝ってくれるだけでした。
私の悪いところも言ってよ!とそんな風に責めてしまった事もありました。
夫の前でも、実家でも、子どもの前でも、職場でも、友達の前でも、常に常にしっかりした自分でいなくちゃならない。
気が抜けるところが無く、それがとても辛かったんです。
弱い自分を出せない。誰かに頼りたい。
甘えたいのに甘えられない、そんな自分にも嫌気がさして心が病んでいきました。
私の「強くありたい」自立心が、自分を苦しめていたんです。
自分のスタンスを崩せない。
周りからの信用と期待を裏切れない。
弱い自分との押し問答が続いて、吹っ切れたのが自分を愛する事を始めた事でした。
自分を愛する事とは、ある意味「開き直る」ことなんです。
私は自分の弱さをまずは子ども達の前から見せることを始めました。
子どもたちは、母の姿をよく見ているのですね。
離婚前から夜中に一人で泣いていたのを知っていたのです。
ママの泣く姿をもう見たくないと離婚に賛同してくれていた子ども達。
堕落して何もしないダメなお母さん。
洗濯物は山のように溜まり、掃除もままならない。食事は外食ばかり。
落ち込んだ姿も、泣いている姿も、たくさん家で出すようにしました。
子ども達はただそれを黙って見守ってくれていました。
こうして、「仮面」を取る事から始めたんです。
仕事先で上司の判断を待たずに行動に移してしまった事があり、電話の向こうで怒鳴られたんです。
でも、その時怖いと言うより嬉しかったんですね。
「ちゃんと返事返してくださいよ!」と言われたんです。
「自分がいる意味ないじゃないですか!」と。
ものすごくストレートな直球の言葉がとても心に響いたんです。
これには素直に申し訳ないとしか言い様がなかったのと同時に、ちゃんと自分の存在を主張して来てくれる人がいて、自分を叱ってくれる人がいることに感謝を覚えました。
そこから、「出来ない自分」を露わに出来るようになったんです。
出来ない自分を露わにしても、それを受け入れてくれる今のチームの人たち。
フォローするからと言って貰えたことが、却ってありのままの自分でも良いんだと知る事になったんです。
ダメな自分でも良い。
そう認めることが、却って自分の力に繋がるとは思いもよりませんでした。
素直に今の自分の力量と、キャパシティを自分で把握して周囲に知ってもらう事。
それはとても大切な事だと思います。
自分を愛する事とは、自分の土台をつくる事なんです。
今の自分が出来ることと出来ないことをしっかりと知ってあげるんです。
そしてそれを素直に周囲に知らせるのです。
これが「私です」と。
攻撃を避ける為ではなく、無理をしない為に。
無理をしてキャパ以上の事をしてしまえば、トラブルの原因にもなります。
自分の力量を知るという事は、信頼関係にも繋がるという事なんです。
今まで頑張り続けてきた人なら、もしかしたらあなたの「出来ない」は誰かにとっては「出来る」範疇なのかもしれません。
自分を信じる力がないだけ。
自分の出来ないを認めてこそ、人としての温かみが出るものです。
そしてこれは、人の上に立つ人には必ず必要な要素になります。
「僕も出来ません!」そう上司に言われたときは笑いが出ました(笑)
「だから、一緒に考えて下さい」と言われたんですね。
私だけが考えるのではなくて、「一緒に」と。
それが下を育てるという事なんだと思います。
高すぎてしまった自己価値感やプライドを、グッと下げることで肩の力も抜けます。
理想と現実の自分とのギャップに苦しまず、今の自分を噛みしめて前に進む事が大切なんです。
基本的な頑張り屋さんなら大丈夫です。
自分を愛して、周りも豊かに。
他にはいない、世界に一人だけの自分です。
愛して、信じてあげて下さい。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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