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生きやすさの知恵袋

豊かさの受け取り拒否していませんか?

こんばんは。sharkoですf:id:komachi_emi:20210817220314j:plain

 

今日は幸せや豊かさの受け取り拒否についてお話していきます。

 

私も感じていた事ではありますが、人によっては豊かさの受け取り拒否を起こしている場合があります。

 

世の中ではネガティブも豊かさと言う見解もありますが、それはスピリチュアル的な考え方であって、そうではなくもっと自然な豊かさのお話です。

 

 

豊かさを自然に受け取る事が出来ている人と言うのは、育った環境も大きく影響しているのだと思います。

 

豊かさを受け入れる事に慣れていると言いますか、それが普通なんです。

 

だからこそ、自分が損をしたような経験をすると憤りを感じるのですよね。

ごくごく、自然な話だと思います。

 

ですが、この世の中には「幸せになってはいけない」と自分にストップをかけてしまう人が多かれ少なかれ存在します。

 

そう言う人は「優しく、思いやりがある人」と言われています。

 

自分が我慢をするのが自然で、寧ろ他者の労力を「いらない」とさえ思うんです。

 

表面的には、「遠慮」「謙遜」と言う形で現れます。

 

ですが深層心理的には、「与えられたらお返しをしなくてはいけない」と思い込んでそれに苦しんでいるパターンがあります。

 

日本人の文化でもありますが、季節の贈り物や結婚式の引き出物、ご葬儀の時もそうですが、金品を頂いたら形でお返しする風習がありますよね。

 

それが実は人間関係を窮屈にさせている原因でもあるのです。

 

分かりやすい言葉で言うならば、義務感から来る「束縛」と言う感覚です。

「あげたんだからくれるよね?」と言われているわけでもないけれど、どこか期待を感じてしまう。

 

その期待が、受け取り拒否の原因の一つなんです。

 

私はその期待感から逃れるためにまずは年賀状をやめました。

 

年に一度しかやり取りのない方もいる中、その数100枚以上…。

 

出して頂いている方には本当に申し訳ないのですが、今やSNSも進んだ時代。

お金と時間をかけてやる意味を見出せなくなってしまったんです。

 

自分と同じ様に、忙しい中年賀状を書く時間をお互い減らしたら良いと思ったんです。

不躾だと思う方もいらっしゃると思いますが、人とのやり取りはそれが全てではないと思っています。

 

私自身そこまでして年賀状が欲しいと思わないのですね。

人から口々に聞く、「年賀状書かなくちゃ」と言う言葉。

使命感と言いますか、義務の様になってしまっている気がするんです。

 

頂いたものには感謝しますが、ご苦労をおかけしてまで欲しいとは思わないのです。

 

この様に一見無礼な事が出来るようになったきっかけは、「ただ、受け取る愛のかたち」というものを知ったからだと思います。

 

受け取り拒否を続けてきた人と言うのは、先に書いた妙な束縛感のさらにその下の意識に、「頂く」「儲ける」「稼ぐ」「得する」という事に抵抗がある人です。

何もしていないのに頂くと言うのは恐怖感さえ抱くこともあります。

 

自分がこんな良い思いをするのは「何か罰が当たるような気がする」と言った漠然とした恐怖なんです。

 

私はジュース1本奢って頂くことにさえ申し訳なさを感じていました。

 

だからこそ友達や今までのパートナーシップに於いて、自分がお金を出さない事なんて無かったんです。

 

相互的であることが安心で、飲み会なども働かないのは逆に不安で、幹事や裏方をやらないと気が済まないんです。

 

そこで楽しくしていて何もしない人がいても何とも思わないんです。

 

これは自立的に生きてきた人にとても多く、苦労を知っているからこそ簡単に他者からの恩恵を無償で頂くことに抵抗があるのだと思っています。

 

でもその抵抗が全ての事に及び、自分が働かなければ何も受け取る価値が無いと思い込んでいるんですね。

自分が無条件に豊かさを受け取れるような位の高い人間ではないと、潜在意識に沁み込んでいる状態でもあります。

 

これを改善するために、「あえてお返しをしない」事にしました。

もちろん感謝はお伝えします。

でも、それだけです。

 

なぜ改善を図ったのか。

それは、自分を幸せにすると決めたから。

そして、人から頂いた言葉がきっかけでもありました。

 

「sharkoは、どこか寂しい」と。

 

与えられたものを遠慮がちに受け取り「すみません」と言う私に、「そんなに頼りない?」と仰られたんです。

「黙って受け取りなさい」と言われ、こんな人世の中に居るの?と思ったくらいです。

 

でも相手からしてみたら、愛情を拒絶されたように感じるんです。

 

「与える幸せ」は自分も知っている喜びです。

でも、その逆が存在するとは思ってもみませんでした。

 

何もお返しをしないなんて、勘違いしているワガママ女の象徴だと思っていたんです(笑)

と言うか、それを自分に許せなかったんです。

 

自分が与えていても何も思わなかった事が、自分が受け取り側になるとそれは恐怖に変わってしまっていたんです。

 

与える人は喜んだ顔を見て豊かさを受け取り、与えられた方は与える人の愛情をなんらかの形として受け取っている。

 

愛情のやり取りと言うのも実は見えないところで相互的に交わされているんです。

 

自分が人に当たり前に与えて来たものを、自分自身は受け取り拒否をして来ていたんだという事がショックでした。

 

確かに、受け取り拒否をされたら悲しいですよね。

寂しいと言われたことも初めてで、考えたこともありませんでした。

 

自分を愛する事から始まり、受け取り拒否の改善を図るようになった結果、現在はお金に対する考え方も変わりました。

 

「豊かさ」への意識が変わったんです。

 

豊かさ受け取ることが上手な我が娘。

その娘の方がお金を稼ぐ知恵とマインドがしっかり備わっています。

 

つまり、ある程度は自分が豊かでいて当然と言う意識があって良いのだと思うんです。

と言うか、それが豊かさを引き寄せるんですね。

 

「当たり前に豊かでいる=黙っていても豊かさはやってくる」と言う、引き寄せに一番大切なマインドがしっかりと娘に備わっていたんです。

 

豊かさを受け取る事に抵抗がない状態。

これが愛されて育った人なんだなと思い、自分の育児に自信を持った次第です(笑)

 

娘はフリマアプリの先生です。

下調べ、値付け、値下げのタイミングなど、彼女の言う通りにしていると驚くほど売りたい値段で売れます😁

 

そして、「寂しい」と言われてから私が変えたマインドがもう一つ。

「周囲に頼り・甘える事」を実践し続けました。

 

私が言う甘えとは、自分でもできる事を人に頼む事を言います。

自分が出来ないと思う事も。

 

そうしましたら、他力本願時の住職だった長女が生き生きと家の事を率先してやってくれるようになったんです。

 

「お母さんに頼られている」という事は、子どもにとって嬉しい事でもあるのですね。

「認められた」証でもあるのだと思います。

 

これは子どもだけでなく、一緒に働く同僚も同じくです。

子どもが不登校になったり、乳がん後の通院と向き合う中での勤務に、「頼ってくださいよ」と言葉にして言ってもらえたことは本当に有難かったです。

 

以前、自分以外にはやる人がいないと感じて、こなすことで精一杯だった毎日とは雲泥の差です。

 

本当に頼もしく、感謝しかありません。

 

自分が持っているマインドが変わると、人間関係然り、金銭的な事然り、これほどまでに自然に豊かさが得られるという事を身をもって知りました。

 

持つべきマインドは2つ。

★「受け取って良い」と自分に許可を出す事

★自分を認め、嫌われたならそれで仕方ないと言うマインドを持つ事

 

幸せになる事が、潜在意識一つで出来なくなってしまう。

人の脳と言うのは、実はもっとシンプルなんだと思います。

 

邪魔をするのは「恐怖心」

人から嫌われる恐怖心を取り除くだけで、マインドは変わって行きます。

 

アドラーが唱えた「嫌われる勇気」

色んな捉え方がありますが、良好な人間関係は誰とでも保てるわけではありません。

 

その中でも、豊かさを与え合える人と繋がれることが、幸せに直結しているのだと思います。

 

いつもスターを下さる皆様、本当にありがとうございます。

とても励みになっています♡


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

このブログがどうか風に乗って必要な人に届き、少しでも癒しに繋がりますように…。

 


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