こんばんは。sharkoです
大雪の予想が外れてほっとしたようなちょっと残念の様な…(笑)
でも、お天気が良いのが一番ですね♪
さて今日は、「人の心はボールと同じ」と言うお話をします。
硬いボールなら、何かが当たった時に痛いし割れてしまう。
柔らかいボールなら、ぽよんと跳ね返すことが出来ますね。
そのあたりの詳しい説明をしてきたいと思います。
人は傷ついた経験があると、心をギュッと守ってしまい心が硬いボールのようになります。
自然と自分の心を守るための言動や行動を無意識に外側に向けてしまい、傷が深いほど警戒心が強くなって行きます。
自分の心を守る事に必死で、それが実は周囲への剣になっていることには最初は気が付けていないものです。
自分の心ありきの命ですから、それは当然の行いだと思います。
「傷ついているからと言って人を傷つけて良い訳では無い」という文言を聞いたことがありますが、そういう人はそのきっかけを作った自分にも思いやりや配慮が無かった事を知る機会なのかなと思います。
強い力で押し付けられると心が割れてしまうことを知っているので、そうした言動や行動には瞬時に拒否反応が生まれます。
その拒否反応に自分で気が付けていてきちんと対処が出来れば良いのですが、親や権力からの圧力など、屈する事しか選択肢のない場合は心への蓄積が更に心を硬くしていきます。
実際力に負けて我慢して受け入れざるを得ない状況になる事もあり、対処法が分かっていない場合は感情を失っていってしまうんです。
エネルギーみなぎる強い人はそれはそれで素晴らしい事なのですが、自分の目的達成の為に周囲が見えなくなってしまうことが多々あります。
想いが強いあまりに盲目的になり、周囲の「嫌だ」と言う声が聞こえなくなってしまうんです。
力で押し切ることが「愛」だと勘違いしてしまっている。
自分の思いを「分かって欲しい」その一心で。
気持ちが強すぎて、周囲を置いてけぼりにしてしまうんです。
強すぎる思いのデメリットとは、逆に相手に理解されない行動を自ら取ってしまっていることだと思います。
傷ついている人の特徴として、「熱い」ものに拒否反応を示すことがあります。
人からの熱い想い。それ自体が恐怖なんです。
心を溶かすことにも拒否してしまうんですよね。
せっかく自分の心を守る壁をこしらえたのに、それを打ち崩すなんてデメリットしかないですから。
想いが強い人が悪い訳では無いのだと思うんです。
見えませんよね、誰が傷ついていて、誰が傷ついていないのか。
対処法なんて、正直学ぶか経験がないと分からないものです。
ましてや健康そうに見える人なら尚更、心の傷を抱えているとは思わないものです。
私自身ポーカーフェイスが得意ですから、弱さを公に出すことは殆どありませんでした。
大体は攻撃を真正面から受け、顔色一つ変えずにその対処法を学んで来たからこその今です。
スピリチュアル力のお陰で持ちこたえられて来れたんだなと感じています。
強い人の怖さとは、メンタルを強化すればいいという考え方に固執してしまう事だと思うんです。
そして、その閉ざした心を力でこじ開けようとしたり、何とか治ってもらいたいとそこに執着してしまうんですよね。
愛情ではあるのですが、受け取り側は重く感じてしまう事も事実なんだと思います。
自分を変えようとする強いコントロールを感じて怖くなってしまうのです。
愛情であると分かっているからこそ苦しんでしまう事もあって、更に自己否定に陥ってしまう事もあります。
心を閉ざした人と言うのは、自分で開ける勇気が持てない限り、その扉を開けることはないのです。
天照大神のお話をご存知でしょうか。
太陽の様な豊かさをもたらす天照大神。
周囲の横行に怒り、誰にも近寄らせない様に岩に閉じこもって結界を張りました。
作物は育たず、病気が増えて行く世の中。
困った人々は何とか出て来てもらおうとするのですがなかなか叶いません。
どんな力技でも出てくることが無かった、天照大神が唯一結界を緩ませたもの。
それは「楽し気な空気」でした。
天照大神が張った結界は、心の壁と同じだと思いました。
硬くなった心を守るために心の壁と言う岩に隠れ、周囲が何をしても歯が立つことが無い。
その姿は周りから見れば「強い人」「頑固な人」に見えるのです。
そうして力に力で対抗しようとして事態がややこしくなるんです。
でも真意は作られた壁で誰からも悟られることがありませんし、打ち明けるか否かは心を閉ざした人次第です。
周囲が無理やり知ろうとすることは残酷な行為です。
余程の信頼関係がないと出来ない事だと思います。
ですが唯一その壁を溶かしていくものが、「楽しさ」なんですね。
私自身も改めて実感したことです。
とても、癒されるのです。
もしもこの記事を心を痛めている人が見ているのなら、自分の楽しみを見つけてみてください。
そしてそれを優先してみて下さい。無理をせず、少しずつで大丈夫。
友達と遊ぶ事であったり、ゲームであったり、運動であったり。
だらけること、ぼーっとすること、寝ることでも良いのです。
忙しさにかまけて置き去りにしていた「楽しむこと」「やりたかったこと」も、生活の一部に加えるだけで心は浮上して来ます。
もしも周囲に心を閉ざした人がいる方は、まずはそっとしておいて下さい。
そうして貰えることで、いつでも受け入れてくれる態勢を周囲側が整えてくれていることに安心感を覚えます。
安心の中に一度身を置き、心の復活を待つ事で次第に心を開けるようになるのだと思います。
忍耐が必要ですが、その忍耐は自己の成長には欠かせないもの。
決して無駄にはならないと思います。
ゴムボールは熱湯に入れると更に硬さを増し、適温に入れれば柔らかくなります。
人の心も同じく、強い情熱や強い圧力にさらされれば硬くなり、ほのぼのとした温かみであれば柔らかくもなるのです。
私はこのようにして頂いたことをとても有難く思いましたが、十人十色ですからあくまでもご参考程度にお考えいただけると幸いです。
(深刻な場合は必ず医師の診断を受けて、安全な場所へ避難することが何より大切であることをご念頭に置いてください。)
いつもスターを下さる皆様、本当にありがとうございます。
とても励みになっています♡
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログがどうか風に乗って必要な人に届き、少しでも癒しに繋がりますように…。
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