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生きやすさの知恵袋

治りが悪い心の傷の治し方

こんばんは。sharkoですf:id:komachi_emi:20210715201421j:plain

 

今日も雷がゴロゴロなっていて、雨もすごくてそろそろ梅雨明けですかね。

最近会社で有線が流れるようになって、ランチタイムは懐かしのメロディの話で盛り上がっていました。

 

さて今日は、しつこい心の傷についてお話をしていきます。

 

怪我というのは、怪我した時が最も痛いのですが、痛いところを触るとなかなか治りが悪いですよね。

 

心の傷も、痛いところを触り続けるとなかなか治らないもので、治療をしたら触らずに回復を待つのが一番の薬だったりします。

 

それでも嫌な事は思い出すもの。

今日はその傷の治し方についてお伝え出来たらなと思います。

 

ご参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

過去に経験した苦い・辛い・悲しい思い。

忘れていたと思っていてもふとした瞬間に思い出しては苦しくなってしまうことってあると思います。f:id:komachi_emi:20210712165525p:plain

 

ずいぶん昔の記憶なのに、それでも感情が高ぶってしまうこともありますよね。

 

痛い思いだけでなく、とてつもなく恥ずかしい記憶などもあるかもしれません。

 

繰り返し思い出しては悲しみや後悔、憎しみなどが蘇ってきて過去と同じかそれ以上の感情に巻き込まれてしまう。

 

余りに辛い思い出は、思い返す事で痛みが倍増してしまうこともあります。

 

特に対人関係だった場合、すれ違ってしまった後悔に苛まれて、余りの苦しさに忘れようと必死になったり、相手を憎んでしまう事もあります。

 

その苦しさは、何物にも代えがたいほどの苦しみであることもあります。

心が疲弊して、食欲もわかず、体の不調につながってしまう事もあるほど、人は人を求めてしまう生き物なのだと思います。

 

依存を断ち切るとか、新しい恋人を見つけるとか、他の友達との時間で癒されるだとか、何をやっても元気が取り戻せなくて、表面上の取り繕いではどうにもならないこともありますよね。

 

ところでみなさんは、「自分探しの旅に出る」という言葉を聞いたことがありますか❓

 

昔はよく失恋した後に「旅に出る!」と言ってスッキリして帰って来るドラマなどのシーンがありました。

音沙汰なく旅をして、一回りも二回りも大きくなって帰って来る、そんな話です。

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あの、自分探しの旅。

あれは、「自分を知るための旅」という意味で、このコロナ禍で実際にどこかへ出かけられなくても可能なんです。

 

とても消えそうにないしつこい心の痛みを治す方法は、まさに「自分を知ること」が鍵になってきます。

 

まずは、自分の殻に閉じこもるために一人になります。

これ、良くないと言われることですがとても大切なことです。

 

とても傷つき苦しい時、ポジティブな言葉など聞きたくもない事ありますよね。

励まされることすらキツイ。

そんな時にも有効です。

 

周囲には心配がない事を伝えて思いっきり閉じこもり、誰にも立ち入らせないようにしましょう。

 

そして、ありのままの自分に寄り添い、感情のままに泣いたり怒ったり、人間らしい素のあなたを開放します

誰かがいる事で本来の自分を出せなくなるので1人でやるのがおすすめです

 

誰かに分かってほしくて頼る事よりも、自分が自分を理解してあげることが大切です。

 

そして、自問自答をするのですが、下の内容で自分に問いかけます。

 

自分は何に傷ついたのか

本当はどうしたかったのか

どうなりたかったのか

何がしたかったのか

何を得たかったのか

どういう心の状態になりたかったのか

 

どれだけ時間がかかっても良いんです。自分の本心をとことん追求していきましょう。

 

我慢して傷ついた心を放っておくのは、自分で自分にネグレクトを行っているのと同じなんです。

何度も何度も同じ痛みを思い出して苦しむのは、自分いじめ以外の何物でもありません。

 

どれだけ過去の事でも良いのです。今からでも遅くはありません。

 

私の友達の祖母さんが認知症になってしまったのですが、今でも結婚するはずだった戦死した彼の事を忘れられず、「誰かに取られた」と思っているそうです。

きっと戦時中などは自由な言動も認められず、思いを吐き出す場所もなかったのだと思います。

何十年も前の想いでも、それだけの想いを残すことがあるのですねf:id:komachi_emi:20210627215343j:plain

 

失恋相手を無理やり忘れようとすることは、忘れようとする行為自体が自分を苦しめることになります。

まずは自分の気持ちに寄り添い、「好きなもんは好きなんじゃ」と全開に開き直る事で少しずつ癒されていくのです。

 

こうして治療をした後に、また嫌な記憶が蘇ってきたときはその都度その時に感じる自分の思いを受け止めていく。

これを繰り返していくうちに治っていくのです。

 

自分の素直な心を否定しないこと、受け入れることで、痛みはなくなっていきます。

 

痛みを伴った記憶の再生が無くなるまで、治療は続けてくださいね。

そのうちに、「あれ?思い出すけど痛くない」という日が必ず来ますから。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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