こんばんは。sharkoです。
私は浴衣が好きなのですが、お祭りが無くなって着る機会もなくなってしまいました。
でも、お祭りがなくとも着る気が起きたら着てしまおうと思っています。
今日外出先で浴衣の女性が居まして。
あんな風に気軽に着てしまえばいいよねって思えた猛暑日の日中の出来事でした。
さて今日は、「自分軸」についてお話をしたいと思います。
よく聞かれる自分軸。
これってなんのことなのかよく分かりませんって方いないですかね?
それこそ、ずっと他人への思いやりを持って生きてきた方にとっては、自分軸ってただのワガママにも思えるような気がするなど、引け目を感じてしまう事もあると思います。
でも、自分軸って生きていくうえで本当に必要なものだと感じています。
それは、自分だけでなく他者の尊厳にもかかわる事だからです。
今日のお話が参考になれば幸いです。
「自分軸」とは、深く言えば「自己責任」であったり、簡単に言えば「自分発信」ということです。
「他人軸」とは、自分の意志とは関係がなく誰かの意見に流されていたり、人の意志や言葉を借りている事で自分に責任の所在を置かない事を言います。
とても分かりやすい事例でお話をすると、集団でいる時などに自分軸では「私はこう思います」と意見するのに対し、他人軸では「〇〇さんが言っていたから」と自分の意見ではなくなることを言います。
誰かの意見を借りる事で、自分もそう思うと意見したつもりでも、実は納得がいっていなかったり、自分の主張に自信がない場合は、「〇〇さんが言っていたから」という形の発言になったりします。
ここでよくあるのが、「誰かへの思いやり」に見える事があるのが「他人軸」の特徴的なところでもあります。
Aさんは「Bさんが言っていたから私もそう思う!」とBさんの意見を尊重したつもりで発言したものの、結局はAさん自身の意見ではないことに注目してみてください。
会社でもよくあるシーンですが、上下関係が発生している場所で上司の意見がおかしいと思いながらも、その場を収めるために、上手くやって行くために賛同して自分の意見のように発言してしまう。
「他人軸」になる時、自分で責任が負えないと感じていたり、自信がなかったり。
誰もが自分に自信を持って意見を言えるほど、自由な状況でない事はいくらでもありますよね。
本当に思っていることと違う事をしてしまうなんてことは、今の世の中の常であると言っても過言ではないのかもしれません。
ですが…
自分発信・自分の本音に従って行動を起こしたり意見をしたりすると言う事は、こじらせを減らすためにも非常に重要な事なんです。
分かりやすいので親子関係に例えますが、「親」という立場だから子どもを大事にするのか、「愛する存在」だから子どもを大事にするのか。
どちらが本当の愛なのかなと思った時、私は後者だと思います。
子どもの為に色々と自分の身を削って尽くす時、自分が望んで生み出した愛する存在だからこそ大切にしたいと思うのです。
これが自分軸で人を愛する事なのかなと思っています。
ここで見えてくるのは、友達にしても、家族にしても、恋人にしても、会社にしても、
自分発信で共にありたい、貢献したいと思うから大切にするのであって、きっかけが自分以外の場所にあるのは悲しい事だと思うんです。
結婚するのは世間体の為。親がしろって言うから。
友達や恋人を作るのは孤独が嫌だから・見た目的にカッコ悪いから。
仕事をするのは学校を卒業したら当たり前のことだから。
こんな思いで友達・パートナーを義務や単なるステータスのように思っていると相手が知ったら、人間不信になるレベルで嫌だと思うんです。
お互いがそうである場合は別ですが。
仕事の場合は利益が絡みますが、得る収入の側面を忘れて嫌々やっているとしたら、会社を今より良くしていこうなんて気はさらさら起きないと思います。
自分軸で「自分の思いを外側へ反映させること」は、他者の困惑を生ませない大切なものなのです。
誰かの意見が良いなと思った時、しっかり府に落としてから自分の意見として発信する事は「他人軸」ではありません。
自分の意見を口にすることが困難な場合は、少なくとも自分が思っていない事は言わない・やらないことです。
「自分軸」、ワガママですか?
ワガママどころか、成熟した人でしか行えないことなんですね。
他者に困惑を与えない、思いを素直に表現する、とても大切な「軸」です。
他者を尊重する事はとても大切ですが、それと共に自分を尊重する事はとても大切な事です。
例えあなたの意見が他者に受けいられなかったとしても、あなたが思っている事を伝える事は相互理解に繋がります。
今は言える勇気がなかったとしても、「違う」と思ったことは言葉や行動に表さない。
それだけでもいいのです。
自信が持てないまま賛同を求められたときなどは、「今は分かりません・決められません」で良いのです。
もしくは全開で言葉を濁しましょう。決めかねているなどの意志が伝わればいいのです。
ただ、誰にとっても時間は有限です。
その場合は流れに委ねる事を決めるか、強い思いがあるのならきちんと自分の言葉にして発言をすることは必要です。
意思表示はコミュニケーションですから、難しく考えないことが大切です。
相互理解に努めるようにしてくださいね。
自分の中心を見つめて 他者に流されない、自己流の自分をぜひ大切にしてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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