みなさんこんばんは。sharkoです
私は花火を見るのが大好きなのですが、毎年の花火大会が無くなってとても残念です。
先日外に出たときにお祭りのにおいがしてとても懐かしい気持ちになりました。
平穏な日常がまた戻ってきますようにと願うばかりです。
さて今日は、自分を知ることの大切さについてお伝えしたいと思います。
「自分のトリセツ」の話を前にさせて頂きましたが、もうすこしコアな部分でお話をしたいと思います。
自分を知る事で、様々な解決策が見つかるかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
内観(真の心の内を知り、理解する事)をするようになり、自分が崩れ去るような現実の嵐が過ぎ去った後から、自分に負荷をかけないことを心がけてきたのですが、あることに気が付きました。
私は怒りを向けられる事が異常なほどに怖い。
怖さを悟られないように言い返せる術も知恵も度胸もあったし出来ていた。でも怖い。
怒られたとて殺されるわけではない。でも、死ぬより怖い。
家族に叱られたことをトラウマとして残す必要もないことも理解していますし、失敗したことで今は自分を責めすぎることもない。
今となっては親を怨む気持ちもない。
なのに失敗を謝ろうとすると体が震える程怖いと思うようになったのです。
私は小さい頃から母親に謝っても謝っても許して貰えませんでした。
母の機嫌如何で一日が決まると言っても過言ではありませんでした。
小さい頃は一時が万事。
母親の怒りが収まるまで、何日でも恐る恐る過ごすしかなかったのです。
一時が万事…
スプーンをテーブルに落としただけで怒鳴られるレベルです
導火線すらなかったと思います。
それが思春期になり、対抗する力をつけて反抗的になり、自分を主張する事を覚えて随分と長い間母親や自分に対して批判的な人達と戦ってきました。
その間ずっと、「怒られるのが恐い」自分はどこかへしまっておいたのだと思います。
ですが、冒頭でお話した自分が崩れ去るような出来事が起きてからは、対抗する気持ちが日に日に消え失せて行きました。
今までは戦う事で自分を守ってきたのですが、自分を理解できるようになってから、本当は誰とも戦いたくないんだという事に気が付きました。
でも、戦う以外に自分を守る方法を知らない。だから怖かったのです。
最近分かったことなのですが、私はどうやらADHDの様で、どう気をつけていてもケアレスミスが無くなりませんし、常に頭の中は思考でいっぱいで注意力がなく、物事を忘れることが本当に多いです。
気が付くまでは余裕がないほどの予定を詰め込んだり、衝動性もありました。
私の幼い時代は発達障害と言う言葉もなく、専用の学級は言語障害や行動障害が大きい子しか居ませんでした。
故に、母親や兄がどれだけ言っても治らない私に激昂して来たのも合点が行きます。
でもこれを知った時に、私が悪い訳では無かったんだと肩の力がスーッと抜けるようでした。
努力しても報われない。そんな苦しみからも解放されました。
ADHDは生まれつきの障害なので、もはや抗いようがありません。
自覚する前は一生懸命立派な自分を目指して頑張ってきましたが、もうそれは手放しました。
もちろん仕事上のミスには細心の注意を払いますが、人より時間がかかるという事が分かっただけでも、無理な仕事量を抱え込むリスクを減らせます。
忘れやすいので私のデスクは付箋だらけですが、一つの対処法を見つけたと言う感じです。
頑張っているのにそれでも責めてくる人に対して対抗しなくても、私は出来ないのがノーマルなんだ思う事で無駄な争いが減ったことも事実です。
打たれ強くなるために抗って強がって自分も人も傷つけるくらいなら、弱さを受け入れて生きる方が幸せだと思うようになりました。
そしてこれは心理学で学んだことですが、怒りの問題は相手の問題でもあります。
感情の責任は、その感情の持ち主にあるからです。
誤ったことを素直に認めて詫びたのなら、出来る事はほかにないという事です。
本来は落ち着いて冷静に話せば良いだけなのですが、それが通用しない人も沢山います。
そして謝りはするものの、全員が許してくれる訳ではありません。
謝り続けたところで相手の気が収まらなければ、単なる陳謝の押し付けになってしまうのですね。
私は「強い自分」に執着していたことに気が付き手放したことで、今はたくさんの人に支えられながら生きている事を実感しています。
でも今までが無駄だったという事ではなく、踏ん張って来た経験値で自分を幸せにする位の強さは持っています。
自分を知る事で、自分も周りも過ごしやすい環境を作れる。
物事を忘れやすい事を子どもたちに伝え、決して大事に思っていないわけではないのだという事を伝えています。
自分を知り、周囲に理解してもらう事で余計な誤解を招くことも減らせました。
このことから、本当の自分を理解する大切さを学びました。
自分の弱さを見せないこともまた一つの選択肢ではありますが、生きやすい環境を作り、いつも笑顔でいられる努力は大切な事なのだと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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