こんばんは。sharkoです
今日は闇落ちについてお話をしていきます。
昨日のブログはお見苦しいところもあったかと思いますが、あれこそまさに「闇落ち」と言います。
なぜ闇落ちが必要なのか。
そんなお話です。
人って歌や何かにしてもそうですけど、「前を向け」「立ち直れ」とポジティブであることが美しいと言われていますよね。世間でも。
自分の中にある汚いものを出してはいけないんだって封じ込めて、心の膿だまりを見てみないフリをしてしまうんです。
その膿だまりは溜まったまま排出されることがなく、「ストレス」「抑圧」として自分を苦しめる原因になるんです。
闇落ちしている時の感情を、腹の立つ相手にそのままぶつけてしまえば争いが起きます。心の中にある膿は、無理をして対象の相手に言う必要は無いんです。
でも出来るなら、我慢が溜まる前に冷静でいられるうちに、嫌なものは「嫌だ」と伝える事はした方が良いのです。
ですが子どもなどの小さいうちであったり、うちの様にいつまでも親が威圧的である場合は、伝えられなくても仕方ないです。
人の言う事が耳に入らない人も沢山いますからね。
そして伝えることが難しい、なかなか解消されない苦しい関係であるのならば、離れる事も必要なんです。
我慢に我慢を重ねて過剰に膿が溜まりすぎてしまえば、やがては爆発してしまうからです。
心の中がすっかり綺麗で、一度も誰も憎むことなく、傷つくことなく、透き通った泉のような人は正直どこにも存在しないと思います。
「闇落ち」と言うのは、自分の心の中にある黒い部分を知ることです。
そしてそう思う自分を許し、受け入れる事です。
だからこそ苦しんでいる人の気持ちを理解することが出来、人に対して思いやりを持つ事が出来るんです。
「自分だけは綺麗でいなくては」「正しくいなければ」と言う思いが、却って自分を苦しめてしまうのです。
正しくありたい。人から認められたい。
これは誰しもが持つ健全な思いです。
でも、正しくある事、認められることにばかり気を取られて、黒い部分の自分の本心が置き去りになる事で、「正義」という剣を人に向けてしまうのも人間なんです。
人を馬鹿にする思いと言うのは、自分が「正しい」「凄い」と思い込んでいるんですね。
「正しい」とは、何が基準なのか。
「凄い」とは、何との比較なのか。
その馬鹿にしている人に出来ない事が、馬鹿にされている人が出来るなんて言う話はごくごく日常にある話です。
人を馬鹿にしている人を見てみると、そうして自分を持ち上げて、周囲に誇示しているだけなんですね。
本当に自信がある人は、自分が力を持っていることを知っているので誇示する必要もなく、やる時はやれると知っているので周りを巻き込むこともなく、冷静さを欠きません。
自分の自信のなさや心の傷を認めることなく、自分の中にある黒いものに蓋をして生きる事を続けるのは、正直刃物を持って歩き回っているのと同じだと思います。
言葉や裏切りと言う刃物を持って。
「正しく」ある人は
恐くて自分の中の闇を見る事が出来ない。
出来ない人間に成り下がりたくない。
認めてしまうのが怖い。
傷を癒すには、蓋をしてしまった黒いものをもう一度見る事になります。
それが怖くて出来ないんです。認めるのが怖いんですね。
だって、自分が責めてきた人と同じことをしていると自分が知る事になりますから。
トラウマになった事を、もう一度味わう様な事をしなくてはならないのですから。
無理をする必要はないのですが、自分を変えるには「闇を受け入れる」事がどうしても必要になってしまうんです。
今まで築き上げてきたプライドを、自分で叩き壊す必要があるんです。
「なんだ、自分も人間だったのか」「自分だけじゃないんだな」ってところまで行けたなら、闇落ち成功です。
闇落ちする事で自分がちっぽけな人間であることを知って。
そうして、自分は孤独じゃないんだなってことに気が付くんです。
私なんて母親が嫌いって、世の中では「お母さんと仲良くない娘は結婚しても幸せになれない」とかいう情報に振り回されて、一生懸命仲良くしようと頑張ってこれですよ(笑)
黒い部分を見て見ぬふりしてましたからね。
そんでもって結局離婚しとるやん!恋愛失敗しとるやん!ってツッコミ貰っていいやつです。
正直しんどいですよ。
自分の黒い部分を認めると言うのは。せっかく高見まで来たと思ったら砂の城だったと気が付いたときはね。
でも、今は良かったと思っています。
信頼できる人が増えましたから。確実に。
実家では正直ここには書けないくらい、警察のお世話になっててもおかしくない仕打ちが沢山あったんです。
辱められることも頻繁でした。
私は大人になってからですが、しっかりと闇落ちして自分に寄り添って、立ち上がって来たんです。
「腐ってたまるか!」という信念のもとに。
どんなに辛くても、自分を腐らせる事だけはしない方が良いです。
腐ったのなら、腐ったものは土に還して蘇えらせるのです。
人生はどこからでもやり直すことが出来ます。
黒い自分も白い自分もグレーな自分も、自分の人生を彩る「大切な自分」です。
そして目の前にいる暖かな関係を築ける人を、ずっと大切にするのです。
どんな自分も知っていれば、どんな状態の相手でも受け入れられるものです。
もちろん、故意に自分を傷つけてくる人は除外ですけどね(笑)
だって、人間だもの。
傷つけてくる人を受け入れる器は持ってなくて良いと思うんですよ。
己を知らない人は、故意に人を傷つけますから。
そんな時は戦って力を使うことなく、全力で逃げましょう。
大事な自分は、まずは自分で守りましょう。
自分を大切にすることを知れば、自然と周囲の人を大切にするやり方を知ることになると思います。
闇落ちは必要な事。
どんな自分も自分と認めて、大切にしてあげて下さいね。
いつもスターを下さる皆様、本当にありがとうございます。
とても励みになっています♡
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログがどうか風に乗って必要な人に届き、少しでも癒しに繋がりますように…。
この記事が良ければ、「★」マークをぽちっと押していただけると励みになります。
ブログの更新情報はInstagramからもご覧いただけます。
https://www.instagram.com/komachi33_11/