こんばんは。sharkoです
今日は精神的な病に対する対処についてお話をしていきます。
私は過去に同居していた母親と元夫の間に挟まれ、うつ病にかかったことがあります。
十年近く治ることが無く、その頃が一番自分いじめが酷かったと思います。
想いを伝えられない、何の解決も出来ない、何も出来ない自分が大嫌いでした。
精神的な病にかかる原因の根底は、私が思うには自己愛の欠如なんだと思うんです。
自分を認める力が弱って、どうにもならない現状に対処する事が出来ず、言葉にならない思いを吐き出すことも出来ず。
原因としては自己愛の欠如が根底ですが、見た目には2つのパターンを知っています。
共通しているのは、「思い通りにならない現状に苦しむ」と言うこと。
2つのパターンとは
①逃れられない現状に苦しんでしまう時
②自立できず、愛情が欲しいと思う時
生死の危険性が高いのは、①の逃れられない現状に苦しむ時です。
自分の力が尽き、「逃げたくても逃げられない」
そして周囲を想うあまりに「助けて」が言えない。
「嫌だ」と言う意思表明が出来ない。
誰にも相談が出来ない。
この場合は最悪逃げ場所が自分の体を失う事に繋がってしまうので危険です。
自分にとても厳しく、周囲を頼る事が出来ない人に見られるケースで、強制的にでも休むことが何より大切です。
周囲に頼る事を弱さだと思い込んでしまうとても自分に厳しい状態です。
休んで良い事をしっかりと自分に許可する事が大切です。
周囲に甘えることは「甘えている」と思わず、「頼っている」と考えること。
頑張って来た自分自身になにより感謝し、疲れた体を癒さなくてはなりません。
自分の力を周囲に使ってきた様に、今度は周囲の方にも活躍してもらう事が大切です。
助けの手が入ったのなら、その助けてくれる人の為にもその手を取る事。
あなたが周囲を大切にして来た様に、皆も同じなんだと思う事が大切です。
そして、②の自立への恐怖。
思いが強すぎて自分ではどうにも出来ないけど、どうにかなって欲しい。
孤独になる=自己責任への恐怖。
誰も助けてくれないと言う「恐怖」からくる精神的病です。
常に誰かに愛情を貰えていたものが急に無くなってしまう様な事が起きたり、「孤独」である現実に恐怖感を抱いたときにパニックになってしまうんです。
何かが「無くなった」事実に理解を示すことが出来ず、冷静に現状を把握する事が出来ません。
対象への思いが強いあまりに、状況が理解できていないんです。
単純に「恐怖」が強まっている状況でもあります。
自分の力では立てないと思っている状況なので、自分がこんな状態なっているのは周囲のせいだと言う思いが強くなってしまいがちです。
ただ、割と希望があり①と違うのは、自分が弱っていることをきちんと周囲に伝えることが出来、死んでしまうかも知れないと口に出せることが特徴です。
この場合は自己愛を育てて自立していく事で治るものなので、手を出し過ぎれば周囲の方の力が却って症状を悪化させることがあります。
世の中で言われる精神病は「甘え」と言う話。
これは②の場合が目立った理由かと思います。
テレビドラマの別れ話かなにかでもありますが、「死んでやる!」と言って相手に罪をかぶせて死ぬと言うのは、相手を愛しているとは思えない絵面です。
「死ぬと言えば、弱ってしまえば助けてもらえる。愛情がもらえる。」
これは自立が出来ていない状態であり、これを抜け出すには自信を付けていく事で解消されて行きます。
想いがないと言っているのに、相手の話が聞けていない。死と引き換えに引き留めようとする。
空っぽの相手がそこにいても虚しさしかないと思うんです。
自己愛でしっかりと満たしてあげられれば、応えてくれない人を追いかけることに意味が無いことを理解できると思います。
もしも身近な人が自立できずに心に病を抱えてしまった時は、すぐにでも専門の病院にかかることをお勧めします。
周囲の方が力を借し過ぎてしまうと周囲の方が疲弊してしまい、共倒れになる可能性もあります。
自分の足で病院へ行き、専門科にしっかりと癒してもらうことが自立心を育てることになります。
でも本当に病院へ行って欲しいのは①の人です。
我慢をやめ、何でも自分だけで解決しようとせず、1人で生きようとしないことが大切です。
出来るならば信頼できる人に手を伸ばし、相互関係を生むことで展望が開けます。
私は①も②も経験しました。
本当に辛かったし危なかったのは①の時です。
1人で①を乗り越えた時、そこには幼い子ども達がいました。
そして今も、子ども達が力になってくれています。
守るものがある人はそれが希望となりますが、そうでない場合は相当厳しい状況に追い込まれてしまいます。
周囲の理解がない時は、何を置いても逃げて欲しいです。
1人で悩まず、自分も人だと言う気持ちを大切にしてください。
弱さも自分の一部です。
違う誰かから見たらそれは愛しい一面であるかも知れません。
弱さを受け入れてこその強さ。
弱くなる時があるのも自然な事です。役立たずなどと思わないこと。
それを知ることが苦しさから抜け出す1歩になるかも知れません。
心と体が疲れたときに必要なものは、自己愛と癒し。
あなたがいなくなることで悲しむ人を作らない様に。
誰かに悲しみを背負わせない様に。
なにより、あなたが幸せになる為に。
是非ご参考にされてみて下さい。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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