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生きやすさの知恵袋

正しさを乗り越えた先に見えたもの

こんにちは。sharkoですf:id:komachi_emi:20210817220314j:plain

 

今日はしがらみや制約などに苦しみ、葛藤を乗り越えた先に見えてくるものについてお話をしていきます。

 

 

人は「制約」や「制限」が無ければ人として正しい道を歩けないと、その道を選択しなければならない時期があります。

苦しみや達成感を味わいながら、成長を遂げて行きます。

 

そしてある程度成長を遂げた後には、その制約のベースを活かして解放に向かっていく時期が訪れます。

 

「人となり」を知り、傷つけることも傷つけられることも十分に経験して自分の向かうべきところへ行く時期が自然と訪れます。

 

これは年齢は関係ありません。

それまでにどのような経験をして来たのか、それをどのように感じてきたのかと言う深さなので、若くして苦労されている方も同じようなところに辿り着くことがあります。

 

ある意味それは、常識の「死」であるかも知れません。

「今までの自分からの解放」と言う現れ方です。

 

これまでの自分や周囲を否定するということではなく、培った常識や人情の方向性を変えると言うのが一番しっくりきます。

 

ところで、私は「タイタニック」と言う映画が好きなのですが、ご覧になられたことはありますか?

 

タイタニックは初めて号泣した映画でした。

 

引き寄せられていくものに抗えない若い二人。

身を寄せ合うようにして水に沈んでいくお年寄りの夫婦。

フィアンセの嫉妬と、家族のしがらみから逃れようとする女性の姿。

 

この映画で私が思う事。

それは、「人生は下流に向かうほど本当の幸せが見つかる」と言うこと。

 

上流・正しくある事・世間体・美しくある事・清くある事

家のしきたりを守る事・誰かの意志に沿う事・期待に応える事…

 

こうした「決められた何か」よりも、「自分がどうしたいのか」に沿って生きて行く事は何かに逆らい、「してはいけない事」として定義づけられています。

 

それを「突破していく」事で、本当の自分の生き方が見つかると言うことです。

 

主役のジャックとローズ。

ジャックはお金が無くてタイタニックに乗れないところをちょっとズルをしてチケットを手に入れます。

ローズは上流家庭育ちですが、政略結婚を強いられお金持ちの婚約者はモラハラ全開の男性です。

 

お嬢様と野良育ちの男性との恋愛が描かれています。

 

ローズは自分の身分を理解していながらも、下町の楽しさを知るジャックにどんどん惹かれて行きます。

 

とあるシーンでローズがお酒を飲みタバコを吸い、今までのお嬢様のイメージを崩してジャックと仲間たちと、踊って楽しむ一幕があります。

 

翌朝にフィアンセから怒鳴られてしまい、罵倒され、否定され、苦しみながらもローズは逃げられなことを悟り、一旦は諦めてしまうんですが、最終的にはジャックに助けられて、婚約者から逃げ出すことが出来たのです。

 

私がこれを見て思う事は、「人は心の豊かさには敵わない」ということなんだと思うんです。

 

そして、しがらみ・お家柄・正しさ・制約、そういった概念より大切な事。

それが「生きていることの楽しさ」だと思うんです。

 

私は1人の女性として、母として、こうしたことを周囲の人と分かち合いたいと思うのです。

 

小さい頃からずっと手にしたいと思ってきたもの。

それは生まれて来た事への感謝です。

 

一度で良いから「生まれてきて良かったと思いたい」

 

子供にしては変わった発想ですけど、小さい頃からずっとそんなことを思っていたんです。

 

親は、世間は、人にレールを敷きます。

私は離婚後からテレビを滅多に見なくなったのですが、それは自分の概念が狂うからなんです。

正しさを押し付け、自分らしく生きる事を奪う情報。そういったものから解脱したかったんです。

 

「自分らしさ」が見えなくなってしまうから。

 

これはあくまでも私の話ですので、テレビを見てもご自身の意見をしっかりとお持ちであれば何ら問題は無いかと思います。

 

タイタニックの話に戻りますが、フィアンセはローズの事を好きではあったと思いますが、恐怖で人を支配する・条件で人を支配する事には愛を感じないのですよね。

人の心は「制約では束縛出来ない」ということ。

 

「心は自由」であることは、生きて行く上でとても大切なのだと思うんです。

 

それに最も必要なのが、「自分がどうしたいのか」と言う自分の中の指針です。

正しいとか間違っているとか、そういった基準の中にない自由な発想。

 

賛否両論あると思いますが、私はこうした「生きているって楽しい」をこれからは沢山作っていきたいと思います。

 

しがらみや、自分の中の執着を乗り越えた先に見えたもの。

培った今までを頼りに、楽しさや豊かさを循環させられる人でありたいと思います。

 

映画のラストの方で、ローズが凍死してしまったジャックの手を放して生きる事を選択するのですが、彼女が共に死ぬことを選ばずに生きる事を選択したのは、愛する人に守ってもらった命を大切にして生きて行きたいと感じたからなのだと思っています。

 

 

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