こんにちは。sharkoです
今日はアンガーマネジメントについてお話をしていこうと思います。
自分の中の燃え上がる怒り。
自分でもどう対処していいか分からなかったり、その時は何でもなくても後になってから沸々と怒りが沸き上がる事がありますよね。
その怒りの感情の正体と使い方をお伝えしたいと思います。
ムカっと来たその時に、相手にそのまま怒りの感情を解放する場合と、一旦は抑えて後からやっぱり腹が立つと沸き上がってしまうケースがあります。
話す相手によって使い分けている方も多くいらっしゃいますよね。
特に目上の方や自分から見て弱者と思う人に対しては、怒りの感情というのは抑える傾向にあるのだと思います。
私から見てそれが出来ている人は社会的に見ても大人だなと感じます。
怒りの感情をそのまま相手に吐き出すということは、相手に甘えている証拠でもあると思うのです。
怒りの感情が湧き出る多くは「分かって欲しい」という思いです。
子どもがお母さんに「なんで〇〇してくれないの!」と駄々をこねている様子が想像しやすいかと思いますが、それを大人になってもやっている人を良く見ます。
相手が理解してくれて当然という意識が働いている為、冷静かつ建設的な話が出来ないのです。
相手をコントロールしたい欲求の一番わかりやすい表現方法だと言えます。
思い通りに行かないことに腹を立て、怒りで相手を困らせたり委縮させたりして何とか思い通りにしようとする行動です。
これは誰もが通る道だと思うので、そのこと自体に罪の意識を感じる必要はありません。
これに気が付いたこれからは怒りをコントロールして上手に活用する事で、最善の結果を得られることに繋がります。
ではまず、次のテーマ別にお話をしますね
①怒りの感情は悪い感情ではないと認める
②感情的に話すと自分が損をする
③冷却期間をおいて建設的な話が出来るようにする
①怒りの感情は悪い感情ではないと認める
怒ることは悪いことではありません。自分の中にある本当の思いに気が付くきっかけになります。
ムカっと来た瞬間なぜ腹が立つのか、とっさに口に出してしまうのではなく、まず自分の中に怒りの原因を探ってみてください。
例1
相手が自分の言う事を聞いてくれないことに腹を立てる
➡自分が大事にされていない、愛されていないと感じていないか
この場合は素直に相手に話をするか、相手が言う事を聞いてくれることが愛されることと言う思い込みがないか考えてみてください。
②感情的に話すと自分が損をする
怒りの感情がある状態は冷静さがなく、心に余裕がない状態です。
相手の考えを聞けないだけでなく、怒りの下にある自分の本当の思いに気が付けないうちに相手を傷つけてしまいます。
一旦傷をつけてしまえば、関係の修復はなかなか難しいケースもあります。
自分だけが心に傷があるのではなく、目には見えなくとも相手も心に傷を負っているかも知れません。
一時的な感情に任せて怒りをそのまま相手にぶつけてしまうことは、信頼関係に悪影響を与えてしまうのでご注意ください。
怒ってもお互いに傷がつかない関係性もありますが、それはお互いが許し合っている状態でしか起こり得ません。
目には見えない事なので、分からないうちはしない方が賢明です。
③冷却期間をおいて建設的な話が出来るようにする
感情的である場合は冷静な判断が出来ず、結局何が言いたかったのか自分で分からなくなってしまうものです。
自分の中にある思い込みが怒りを呼んでいる場合もあるので、①を例に自分の思いを探してから相手と話をしてみてください。
自分も相手も人ですから、思い込みで即断しないことが大切です。相手の話もきちんと聞いて、そこから判断しても遅くはありません。
冷却時間をおいた後に相手が向き合ってくれない場合、それは相手を手放す合図です。
真剣に向き合いたいと思っているのなら、どんなに時間が経っていたとしても向き合おうとするものです。
考えさせてほしいと言われて待った結果、相手が話して来ない場合もあなたが向き合う価値のある相手ではないと判断して良いと思います。
その場合は、期限を決めて話し合いの場を設けると分かりやすいです。
1週間なら1週間で区切り、それでも向き合って来ない場合はあなたも向き合うことから離れて自由になってください。
相手への期待。それは時に自分も相手も苦しめることになります。
ありのままの相手をあなたが受け入れられない場合は、その苦しみから逃れて良いのです。
普段からいかに素の自分を出せるのかが大切なのだと思います。
怒りの感情の下にある自分の本当の思いに気付き、心の自由を獲得して生きやすい毎日を過ごして頂きたいです。
自分を愛する方法の一つとして、心にとめて置いていただければ幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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